Preliminary Report on the Morphology of the Inland Ice Sheet of the Mizuho Plateau, East Antarctica
第5次越冬隊は,1961年10月4日から12月19日わたって,大和山脈を経由し,南緯75度に達する内陸調査を行なった。その際に得た雪氷学・気象学上の成果は,目下別に整理されているが,ここでは大陸氷の形態的観察にもとづいて考察し,大陸氷の特徴としてつぎの諸点を得た。1)大陸氷の形態からみて,Mizuho plateauはinland plateauとmarginal slopeの区域に2分できる。その境界は大和山脈の南方,海抜2,300m付近にある。大和山脈の東側には,これと並行する2条の基盤の高まりがあり,大和山脈およびこれら基盤の高まりが,大陸氷の外方への流動を妨げているものと思われる。かか...
Main Author: | |
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Format: | Article |
Language: | English |
Published: |
National Institute of Polar Research
1964-09-01
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Series: | Antarctic Record |
Online Access: | https://doi.org/10.15094/00007362 |